相談することの意味
このところ、ちょっと迷うことがあって、友人知人、占いまで聞いてみたことがあった。
例えば「この物事にチャレンジするのをどう思うか」というような内容だったとする。
そうすると、当たり前だけど物事にはチャレンジして良い面、逆にそのリスクもある。
だから、相談する人の得意分野や観点、価値観から、その意見ははみんな違ってくる。
もちろん、それぞれのアドバイスを聞いて、結局はその返事を聞いた自分の心の動きから、
自分なりの結論を導き出すわけだから、正直その返事が正しいとか間違っているとか、
当たるとか当たらないとか、実は関係はない。
アドバイスから見えるその人の在り方
心許せる友人たちに相談するとそのアドバイスにそれぞれの経験やその体験から学んだ価値観が如実に表れることを改めて感じた。
その人が普段どんな価値観で生きているのか、どのような視点で世界を見ているのか・・こちらも心を開いて相談しているから、心の奥底でリンクして、見えてくる。
相談することで、その人の心の奥底の深い部分に触れさせていただけるので実はそれだけで癒されてしまう。(だから、誰に相談するかというのはとても大切だ)
タロット占いの結果
最近オラクルカードにはまっている私は、勉強もかねて、タロット占い等にも頼ってみることにした。
(自分で引くと、”安心しなさい””信頼しなさい!”しか出てこない!)
驚いたのは、聞く人によって、全然結果が違う。同じ質問に対し、こうも結果が分かれるのは面白かった。でも、どちらも当たっていた。
一つは「絶対にやめたほうがいい。信用してはいけない。あなたが傷つくでしょう。」
確かにネガティブな側面から見ればいくらでもネガティブに見えるし、
不安を抱けばいくらでも不安になれる。不安要素いっぱいの占い結果はそれはそれで当たっている。
一方ポジティブな視点から見れば。「たとえ不安でも、信じることが大切です。いろいろ困難があるかもしれませんが、あなたなら乗り越えるでしょう。その先の未来はとても明るい。」
・・・・これも、当たっている。
タロット占いでいつも思うのは、占い師のゴール設定と、そのジャッジの手腕が大きい。
一度訪れる困難を凶ととらえるのか、吉ととらえ、その先を見据えるのか。
結局は、まぁ、占う人、占われる人の双方のらえ方次第なのである。
愛の視点から見てますか
でも、そこに「愛の視点があるのかどうか」というのが、実はとても大切で、本当に大きい。
私の友人は愛の大きい人が多くて、どれだけ正反対のことを言われたとしても
そこに大きな愛の視点があって、話しているだけで癒され、自分らしい決断の道が見えてきた。
一方、今回依頼した占い師さんによっては、友人たちと同じような内容を言われているはずなのに、
話し終えた後心がず~~ん、と重くなるようなこともあった。しばらく気持ちが重く、考え方がネガティブから抜けられなかった。(これはこれで 貴重な体験だった)
それはひとえに、その人がどの視点で見て、話してくれているのかによるのだと感じた。
結局、愛の視点から決めた
結局、私が選んだのは、ポジティブな「信頼する」道にした。
私には、経験上、「どうせいつか死ぬ」という価値観が大きくある。それは、今かもしれないし、明日かもしれない。30年後かも。いつだって、人は生きている以上、いつか死んでしまうのだ。
その「この命を終える」という瞬間に、自分が誰かを、何かを疑って不安な気持ちでいたくはない。
・・・と、改めてそう思ったのは、愛の視点でいる事の心地よさを再確認させてもらったからだ。
愛の視点で生きたい
同じ言葉でも、どんな視点から話しているかで、伝わるものは全然違ってくる。
ということが如実に感じられた今回の経験はとても尊かった。きっと、私が書くブログの文章もそう。
私の文章を読んで、心地よくなってくれる人がいたら嬉しいけど、
まだまだ未熟さゆえに人を不快にさせてしまうこともあるかもしれない。
でもそれも等身大の私で、私が発することでそれが人の心に届いて
癒すこともあれば、一見悪いことでも何かしらの気づきにつながるかもしれない。
というわけで、またちょこちょこと、思ったことなど書いていきたいと思う。
よろしくお願いします。